エナジードリンク②
前回の続きです。
ビタミンなどの説明をした後にこれらの○×クイズを出しました。
- 一般的にコーヒーよりもエナジードリンクの方がカフェイン量が多い
- カフェイン以外にも覚醒作用のある物質が存在する
- エナジードリンクをアルコールで割ると酔いやすくなる
- エナジードリンクは毎日飲んではいけない
- 子供のエナジードリンクの使用は大人と同じ使用方法で構わない
- 1日のカフェイン摂取量の限度は妊婦では少なくなる
- エナジードリンクの種類によって効果が異なる
正解は上から順に
- × 私が計算したところ、コーヒーは100ml当たり50mg以上が多い
- ○ アルギニンという物質が存在する
- ○ 他のドリンクに比べ、血中アルコール濃度を増加させる働きがある
- × 限度(一般的な成人で400mg程度)を超えなければ毎日飲んでも構わない
- × カフェインが子供の発育障害を引き起こす危険性がある
- ○ 妊婦では通常の半分程度が限度になる
- ○ 種類によって成分と構成比が異なる
となります。間違ってたり変わったりしてたらごめんなさい。
エナジードリンクの成分を調べたらこんな感じになっていました。
- レッドブル 主成分(100mgあたり):アルギニン、120mg カフェイン、32mg ビタミンB2、0.09mg ナイアシン、3mg パントテン酸、2mg ビタミン B6、2mg ビタミン B12 2ug
- モンスターエナジー 主成分(100mgあたり):アルギニン、125mg カフェイン、40mg ビタミンB2、0.7mg ナイアシン、8.5mg ビタミン B6、0.8mg ビタミン B12 1-6ug 高麗人参、82mg
- お嬢様聖水 主成分(100mgあたり):アルギニン、52.6mg カフェイン、52.6mg ガラナエキス、52.6mg 植物発酵エキス、157.9
- アワライズ 主成分(100mgあたり):アルギニン、120mg カフェイン、32mg ビタミンB2、0.11mg ビタミン B6、2mg ビタミン B12 2ug
- リアルゴールドワークス 主成分(100mgあたり):バリン、1mg ロイシン、0.5mg イソロイシン、2mg アスパラギン酸、11mg ナイアシン、9mg ビタミンB2、0.8mg ビタミン B6、0.8mg ビタミンC、21mg
上に挙げた画像はあまり見かけないので貼りました。エナジードリンクは本当に効果があるのか?成分比較や危険性、副作用まとめ (wp-x.jp)このサイトを参照しました。
植物発酵エキスについては質問がありましたが、そこまで調べることが出来ず、答えられませんでした。
私独自に重要だと感じたアルギニンについては以下のように説明しました。
- アルギニンは全てのアミノ酸の中で最もアルカリ性が強い
- アルギニンが最も多く活用されている分野として身体の回復をサポートがあげられる
- 最初はアルギニンのみで役割を発揮するものと考えられていたが現在ではリボ核酸(RNA)、エイコサペンタエン酸(EPA)の混合物を投与することで、より高い役割を実感できる
- カフェインと同じように、覚醒役割がある。また、カフェインとは違い毒性もないため、頑張りたいときに飲むと活力が得られる
- カラダのメンテナンスをサポートする役目を担っていて、体内に入ると成分の一部が脳の脳下垂体前葉という場所に行き、そこから脳が骨や筋肉に必要な成分を分泌する
体内で合成できるが、消費が激しい
また長くなったので、続きは次の投稿にします。次はカフェインの話と用途別でどれを使うべきか、感想をお話いたします。