仮面浪人(三浪の年)中編
再びの医学科受験を決めた私は110点しか取れなかった国語から始めることにしました。実際にやってみると、読むスピードがかなり遅かったので読書で読むスピードを速めることにしました。
私が使ったのは司馬遼太郎の坂の上の雲でした。取り敢えず、まずは一冊を読みきろうと思いました。実は二浪目の時、この本を父から薦められたのですが、読めずにいました。今度はきちんと読もうと思ったのもこの本を選んだきっかけです。当時、私は読むスピードが遅かったので一冊を読みきるのは正直、キツかったです。結局、2週間かかりました。けど、読めずに終わった二浪目より進歩してました。
頑張って読んだ後、センター国語の文章を読むと、以前ほどは難しく感じなくなっていました。復帰初のセンター模試では国語135でした。高いとは言えませんけど、110くらいしか取れなかった時に比べたら大幅な進歩です。