医学生(2年)桜井のブログ

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新型コロナウイルスの意味

今回は新型コロナウイルスについて考えたいと思います。以前の記事で書いたように、「生きててくれて嬉しい」という言葉が物凄く大切な意味を持つということを感じました。何気ない言葉の大切さに気付くきっかけを与えてくれたものでもあると感じます。

新型コロナは確かに、世間をかき回す存在だと思います。実際に多くの失業者が出たり、感染対策として自粛を求められたりして厄介な存在です。山形大学も対面授業が出来ず、友人にもあまり会えない状況です。私の場合は山形大学内よりも全国医ゼミのメンバーの方が仲いいですが。

コロナ以前の世界では連休中に子供か祖父母に会ったり、満員の中でスポーツ観戦して球場全体で一体感を感じたりすることが当たり前でした。

その時の世界では家族に会える喜びや(スポーツ選手において)多くの観客がいるありがたさをあまり感じることがなかったでしょう。

実際に、祖父母に会えなくなったり、今までは当たり前のようにいた観客が居なくなって、初めてその存在のありがたさが身に染みてくると思います。

新型コロナウイルスは厄介な存在であるだけではなく、通常時にはあまりありがたく感じない存在に対するありがたさを考えるきっかけを与えてくれる存在なのだと今の私は感じます。

Zoomの普及は何とか人と人との繋がりを繋ぎ止めようとする努力の結果だと思います。これによって、全国医ゼミの開催も可能となったのだと思います。これなら全国と繋がれます。これでやっと繋がってLINE交換した相手は物凄く大事な存在です。

その人とのLINEで「生きててくれて嬉しい」と言われました。通常時に飲み屋とかで言われたのではただ流してただけで終わってたでしょう。コロナ禍だからこそその言葉の重みを感じたのでしょう。お互いの生来の相性も無視出来ないと思いますが。

このように、新型コロナウイルスは倒すべき相手と見るだけではなく、大切なことに気付かせてくれる存在とも見ています。