医学生(2年)桜井のブログ

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私が考える飲酒運転の原因

昨日、自動車学校の学科で酒気帯び運転の禁止について学びました。この授業では、酒を飲んで運転をしてはいけないことのほかに、①酒を飲んでいる人で、これから運転する可能性のある人に車を貸すこと。②これから車を運転する可能性のある人に酒を出したり、飲酒をすすめること。③車の運転者が酒を飲んでいることを知りながら、自分を送るように要求したり、依頼したりして、その車に同乗すること。

をしてはいけないことを習いました。正直、これらの事は当たり前のことだと感じました。けど、「少ししか飲んでいないから大丈夫だろう」「自分は事故を起こすことはないだろう」と思って飲酒運転をし、事故を起こすことがあるとよく聞きます。

 

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アルコールには脳の神経細胞をマヒさせる作用があります。これに書かれているように、アルコールは最初に大脳新皮質の働きをマヒさせます。大脳新皮質がマヒすると、理性的な思考が阻害されます。つまり、「飲酒した状態で車を運転したら、認知への悪影響・判断への悪影響・操作への悪影響がある」という事は通常なら分かっていても、「酒を飲んでいても平気」などと考えてしまうようになります。

問題は飲酒運転の危険性に対する認識ではなく、アルコールが人間の脳にどんな悪影響を及ぼすのかに対する認識が十分でないことだと私は考えます。

酒を飲みすぎることは、運転にのみならず、様々な面で悪影響になります。例えば、普段はおとなしくても、飲み会で飲みすぎてしまうと相手を傷つける発言を平気でするようになりえます。これによって、この先の人間関係に悪影響になりえます。これは酔ってたから仕方ないという事にはなりません。

このように、まずは酒を飲みすぎたら今時点で自分自身が当たり前のように考えられることが考えられなくなることをしっかりと理解しないといけないと思います。飲酒運転が悪いことだという事は、通常の状態であるならばほぼ誰でも分かります。ですので、「飲酒運転が悪い」よりも先に「飲酒をしたら今当たり前に出来てる・考えられることが当たり前ではなくなる」という事を念頭に置いて対策をしなければならないと私は考えます。

酒を飲んだら酔うのは当たり前です。だからこそ、酔った時に自分自身、周りの人間がどうなってしまうのかを理解しておかないといけません。

私は昔、深夜のカラオケでバイトをしてい色々なお客様を見てきましたが、正直言って、酒の危険性を軽く見ているようにしか思えませんでした。具合悪くなってきた人に平気で飲ませたりもしていました。まずは酒の危険性に対する認識から社会全体に広まって欲しいです。

同じようなことの繰り返しになってしまい申し訳ありません。けど、それほど酒の危険性の認識は重要だと私は思います。