浪人に対しての私の考え

｢浪人してもう一年やれば合格できる｣とか｢浪人は絶対に嫌だ｣とか浪人に対する様々な感想を聞きます。

私の考えでは、浪人は推奨出来るものでもないし、忌み嫌うべきものでもありません

勿論、現役で行きたい所に行くのがベストですけど。

推奨出来るものではないというのは、浪人しても現役の時と同じ勉強方法だったり、予備校の授業をただ何となく受けていて、結局は思うように伸びない場合が多いからです。勿論、勉強自体しなくなったというのは論外です。

｢もう一年やれば合格できる｣という考えは｢高校より予備校の方が良い先生が多いからその先生たちの授業を受ければ今より伸びるだろう｣｢高校と違って、必要ない科目の授業をやらなくて良いから受験科目に絞れてもっと点数伸びるだろう｣等という考えから生まれるものだと思います。間違いとは言えないかもしれませんが、甘いです。

これでは自分自身ではなく、高校のせいにしています。このような人は点数が悪かったときに自分の弱点に向き合わず、今度は予備校講師のせいにするかもしれません。それでは成績アップは望めません。

忌み嫌うべきものでもないというのは、単に受験勉強が嫌だというだけで自分のやりたいことを諦めるというのは勿体無いからです。

私がバイトしてた所には高卒も難関大学の学生も居ましたが、高卒も難関大学の学生も頭の良さは変わらないと感じました。ただ、自分に合ったやり方を見付けたか見付けられなかったかの差だけです。

それほど、勉強のやり方は大事なものです。