医学生(2年)桜井のブログ

浪人経験や思ったことを書いていきます。気に入ってくれたなら気軽にツイートしてください。インスタ→sa_kura7630

受験合格記

私は八年浪人して山形大学医学部医学科に合格致しました。その内訳は、予備校浪人が2年、単位取りながらの仮面浪人が1年半、自宅浪人が4年半です。つまり、私は3種類の浪人を全て経験したことになります。誉められたことではないですけど。

自己弁護に聞こえるかもしれませんが、大学に落ちるのは頭が悪いからではありません、勉強のやり方が悪いからです。その正しいやり方は人それぞれです。実際、その勉強方法を見つけられる受験生は圧倒的に少ないと思います。学校の先生であれ、予備校の先生であれ、多くの生徒を教えるので一人一人の特徴を正確に判断することは不可能に近いと思います。例え、生徒一人に先生が付き添っていても本当に正しいやり方は自分で見つけるしかありません。

予備校でよく言われる、良い講師というのは、多くの受験生がどうやったら成績が伸びるのかの傾向をしっかりと把握してる講師のことを示しているのだと思います。ただ、その講師の授業を受けたからその講師の担当する科目の成績が必ず伸びるわけではありません。結局は、「このやり方でやっているから成績が伸びている」と言い切れるやり方を自分自身で見つけるしかないのです。

合格後はよく、「一日何時間勉強すれば良いのか?」という質問が来ます。私の答えは、「正しい勉強方法で充分な勉強量をやれば問題ない。4時間必要だと感じたら4時間やればいいし、10時間必要だと感じたら10時間やればいい。正しい勉強方法で勉強して、実際にかかった時間があなた自身にとって必要な勉強だ」です。

逆に、やり方を間違えると、必ずどこかで成績の伸びが止まります。そうなったら、例え12時間勉強したとしても、これ以上成績が伸びることは厳しくなります。そうなると、受験勉強をすることが辛くなってしまいます。

またよく、「現役生は伸びる」とよく聞きます。確かに、現役生は浪人生に比べて、未修分野があったりしてその分は伸び代がありますが、何度も言うように、正しいやり方じゃないと未修分野が無くなった時に伸びが小さくなります。「現役生は伸びる」は「現役生なら無条件に伸びる」ではありません。成績が伸びる条件は現役生も浪人生も同じです。

私は私自身の正しいやり方を見つけて山形大学医学部医学科に合格するまで八浪を要したというわけです。