大学生が長期間において自宅待機をさせられる件について

現在、全国の多くの大学において大学に行って授業を受けられない状況になっています。また、外出も控えろとも言われています。正直、大学生の人権を軽く見られているとしか思えません。大学によっては一学期の間ずっと自宅待機を要請しています。下手すれば約半年の間、誰とも会わずに生活することを強要することになります。

「県外に出たら退学」とメールを送った大学まであります。これは脅迫にもなると思います。

大学に入る人は教授から直接知識を得ることを目的として入学しています。それに対しての対価として授業料を払っているわけです。それなのに、現実はウェブでの課題提出だったりしています。それなのに授業料は通常通りに払うなんて話が違うじゃないですか？また、他の都道府県から来ている人たちは、いつまでには登校できるようにしてくださいとか指示を出されています。それに従った後に、この状況です。この状況になると分かっていたなら実家でウェブ課題をやるという選択も出来たと思います。

また、「アルバイトは控えてください。もし何か必要な時には実家と相談してお金を送ってもらったりしてください」と言われました。無責任にも程があります。

大学側は大学生にとって精神的にも悪いことをさせている上に本来ならば大学生に与えるべき教育も提供せずにいます。それでいて、何も補償をしません。ただ、「今は辛いでしょうけど我慢してください」の一言だけです。

そう言えば、入試不正の件もありましたよね？その問題についても各大学は受験生にとって納得のいく対策をまだしていないと思います。それらのことを考えると、大学は学生のことを第一に考えていると思えません。