受験生の周りの人の関わり方

受験生の勉強状況ばかりに注意が向けられる傾向にありますけど、その周りの人にも気を付けないといけないことはあると思います。ここで言うのは、「落ちる」「滑る」などといった言葉を避けるとかそういうことではありません。

まず初めに言いますが、遊んでばかりいる受験生に対しての接し方ではありません。

受験生は成績がなかなか伸びなかったりしますよね？正しいやり方でやらなければ当然ですけど。私もそうだったんですけど、その時に「最近の調子はどう？」「志望校受かりそう？」等と聞かれるのはあまり良い気分になりません。答える側の受験生にとっては「あまり順調に伸びてない」なんて事は絶対に言いたくないんですよ。その結果「まあまあ」とか言って逃れるわけです。

また、「今は辛いだろうけど頑張れ」みたいなことも受験生にとってあまりプラスにならないと思います。本人にとっては既に一生懸命勉強してるわけですから。

もし、周りの人間から見て受験生が苦労している様子なら、「いろいろ難しい参考書・問題集をやっているようだけど、一つに絞ってみたら？」「たまには教科書を読んでみたら？」等といったことを伝える方が良いと思います。「頑張れ」という言葉は抽象的なので「どう頑張ったら良いのか？」と受験生は思うはずです。

周りの人間が模試の成績など受験生にとってデリケートな部分に触れすぎないようにすることも必要だと思います。