医学生(2年)桜井のブログ

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大学への数学一対一対応

現在、帰省していますけど、受験生の時に使っていた大学への数学を引っ張り出しました。
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1対1対応の演習に関しては数学Ⅰ・数学A・数学Ⅱ・数学B・数学Ⅲ(微積分編)・数学Ⅲ(曲線・複素数編)が存在します。これらは薄い本なので持ち運びもしやすいです。なので、通学中などでも読みやすいと思います。

この参考書はチャート式シリーズと同様に、1ページ中で上の方に問題とその解き方、下の方に演習題が載っています。久しぶりに見ましたが、数学に関しては上の方の問題を理解するだけでも余程上位のレベルの所でない限りは医学部医学科に合格するだけの学力は十分に付くと思います。数学Ⅰを見てみましたけど、感覚鈍っているために意外に出来ない問題が多々あります。よく考えたら、私が受験生の時に初めてこのシリーズを開いて問題を解いた時に引っかかった部分が多数でした。これらをなめてかかると、試験において減点が大きくなり、致命傷になりかねません。なので、数学Ⅰでもしっかりと丁寧にやりましょう。この先の数学でも大事なこともたくさんあります。

この一冊をしっかりやるためには一か月はかかると思います。さらに言えば、これを本気で完璧にしようとするなら、他の参考書に手を出している時間はありません。他の参考書にも手を出すことによって逆効果になる可能性も存在します。このシリーズを6冊理解するためには少なくとも、半年は必要だと私は考えます。

学校で習ったりしていれば一つ一つはそこまで理解するのに苦労はしないと思います。なので、空き時間を利用して何個かを覚えることは可能だと思います。押さえるべきポイントは横の方に書いています。そこだけでも少しずつ見ていれば長期的に見れば大きな違いになると思います。

下の方の演習題に関しては数学が得意な受験生だけやってください。基準としては標準レベルの模試で偏差値68くらいからだと思います。これをやっても思うように全体の偏差値が伸びない場合で、数学が思うように伸びていない場合は、上の部分がしっかりと出来ていない可能性が高いです。数学が合格水準に達したのに全体では合格水準に達していない場合は、他の科目を伸ばすことに切り替えてください。受験は数学コンテストではないわけですから。合否とは関係なしに数学が物凄く出来るようになりたいなら、数学科に行くか趣味でやるかしてください。

このシリーズは暗記するような感じでやるべきだと思います。そうすれば、何処で場合分けをするべきなのかなどが分かってきますから。場合分けなどをしっかりすればまともに難問が解けなくても合否に大きく影響するような部分点になったりします。逆に、それらがおろそかになれば方針などが立てられても大きな減点になって不合格につながりかねません。また、ところどころにある難問にはのめりこみすぎないように注意しましょう。