医学生(2年)桜井のブログ

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共通テスト1日目の自己採点

本日(日付変更線は越えていますが)は大学入試共通テストの1日目でした。私にとっては10年ぶりに入試をやらない年になります。

私が初めてセンター試験を受けた2012年の時にも高校で言われてた「全て終わるまで自己採点は絶対にするな」ですけど、私自身の考えでは誰でもこれが当てはまるわけではないと思います。そもそも、1日目に自己採点した受験生と全て終わるまで自己採点しなかった受験生を比べた何らかの統計が存在するのでしょうか?もし、存在するのであればそちらを信用します。

私はセンター試験の1日目に自己採点した年としなかった年が存在しますが、自己採点したかしなかったか自体に影響された覚えは正直言って、ありません。はっきりと覚えているのは、2017年と2020年に1日目が終わった時点で自己採点をした時の事です。2017年は1日目の時点で国語が120点で2020年は国語が146点でした。他は覚えていません。2017年は明らかに国語の点数が悪いです。それでも、次の日に理系科目を実力通りに取りました。理科は二つ合わせて170にぎりぎり届かなかったくらいで数学は190以上だった気がします。当然ですけど、国語を捨てて理系科目と英語で大量得点するといった戦略を取っているわけではありませんでした。正直、理科で170に届かないのはあまり良くありませんけど、普段のセンター模試で二つ合わせて160取れることはあまりありませんでしたので、自己採点したかどうかが関係したとはとても思えません。

私が自己採点した理由は1日目で思いっきり失敗した可能性を考えたまま理系科目に移りたくなかったからです。仮に思いっきり失敗していたなら、1日目の結果を引きずっていようといまいが関係なく医学科に合格することはかなり困難であると思います。私の場合は、取れた点数を確定させた方がやりやすかった気がします。何点取れたか分かった方がやりやすい、何点取れたか分からなくて不安になって2日目の試験に集中出来ないというのなら自己採点した方がいいと思います。

当然ですけど、1日目に少し失敗したことが判明したことが理由で「その分を取り返さないと」と考えて、難題に時間をかけすぎてしまうようになる受験生は1日目に自己採点してはいけないと思います。逆に、まぐれ当たりに喜んで次の日に油断してしまう傾向にある受験生も1日目に自己採点をしない方が賢明です。

従って、1日目に自己採点しない方がいいのかというのは完全に人によると思います。

コロナ対策以前に(酒関連)

今、コロナ禍の中で飲み会が制限されています。「会食は4人以下で」「声は小さめで」「3時間以内であること」「深夜12時以降は避けること」「体調の悪い人が居ないこと」「一定の換気を行うこと」と注意喚起されましたが、これらは本来であればコロナ禍以前にも注意喚起されるべきことであったと感じます。「会食は4人以下で」「声は小さめで」というのはグループのメンバーの数であったり、抗うことの難しい酒の効果のために厳しいと思いますが、その他の事は酒が絡むのならば、以前から守られるべきことだったと思います。今でも守られてないことが多い気がしますが。

まず、3時間以内であることというのは3時間を超えて酒を飲み続けること自体がコロナ禍だからと言う以前にそもそも身体に悪影響としか思えないということです。それに、酔っていたら段々と酒の味も分からなくなっていくので「ただ酒を飲んでいる」という状態であり、美味しく飲むのは無理だと思います。時間でしっかりと区切らないと切りがなくなると思います。

「深夜12時以降は避けること」ですが、これは本来寝るべき時間に酒を飲んでいるということであり、更にアルコールを体内に入れているわけですから、昼夜逆転の上に身体に毒を入れていることになります。「明日は休みだから二日酔いでもしっかり寝てその次の日にはしっかりと働く」と言っている高校・北大時代の友達はいます。私もまだ詳しく習っているわけでもないので断定は出来ませんが、「仕事の日になってアルコールによる悪影響に対する自覚症状がなくなった」だけのような気がします。これを続けていたら無視できない健康問題は出てくる気がします。

「体調の悪い人が居ないこと」に関しては当たり前のような気がします。私の考えですけど、「久しぶりに会うとかという事情があったとしても、いつでも出来るただの楽しみのために体調悪いのにわざわざ酒なんて飲んで体調の回復を遅らせるのですか?」「少しくらい大丈夫というのなら誰でも納得可能な科学的根拠を出してください」という感じです。ましてや、周りの人が煽って体調の悪い人に酒を飲ませるのは論外だと思います。

「一定の換気を行うこと」ですけど、かつて私がすすきののカラオケで働いていた時に部屋のドアを開けたときに部屋に蔓延していた酒や吐瀉物のにおいで具合悪くなったことからも当たり前のようにやるべきことだと感じます。今後、充満していたら大変なことになる物質の事も習うと思いますけど、それらはその時にまとめたいと思います。

いずれは新型コロナ問題も終息すると思いますが、完全に新型コロナ問題の前の状態に戻るのではなく、今の時期にやっていることで役に立つことは終息後も守っていかなければならないと感じます。新型コロナ終息した何年か後にまた新たな病原菌・ウイルスが出てこないとも限りませんから、その時でも応用できるようにしないといけません。

 

 

地元のバッティングセンター


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今、山形から札幌に帰省していますが、私が受験勉強していた時によく行っていたバッティングセンターを訪れました。私を知っているスタッフが今回は休みだったことはとても残念でした。

このバッティングセンター(ファンベースボールスタジアム)ですが、他のバッティングセンターに比べて球が重いです。なので、パワーを付けたい野球少年・中学野球部には練習になると思います。私自身、4年前に初めて行った時は重くてあまり打球が飛ばなかったのですが、徐々に慣れていって強い打球を打てるようになりました。同時に、しっかりとバットの芯に当てることが重要だと感じました。敢えてバットの芯から少し外して打球が伸びすぎないようにして外野手の前に落とすという高度な技術はあったような気がしますが、そのレベルに全然達していないのでそれは無視します。

私は小樽にあるオタモイバッティングセンターにも時々行っていたのですが、そこに行った時に打ったら球が物凄く軽く感じられて、このファンベースボールスタジアムに行く前よりも強く・遠くに打球を飛ばせるようになりました。なので、少年野球で活躍したいとなったらここである程度負荷をかけて試合で投げられる球が軽く感じられるようにすることを勧めます。また、自分の球速を測ることも出来ます。

私は2週間に一回の割合くらいでこのバッティングセンターを利用していました。利用していたのは平日の昼間で小学校・中学校が終わる前だったのでかなり空いていました。宅浪だったのでこの時間に当たり前のように行けました。勿論、打って楽しむのがメインですが、私自身の状態も把握する上でけっこう重要でした。例えばですけど、勉強の調子がいい時は振りがコンパクトで流し方向(私は右バッターなのでライト方向)にもヒットが出たりして無理にコースに逆らわずに落ち着いて打ててヒット(長打も含みます)の出る確率が高かったです。逆に計算ミスが多い・読み間違いが多い等といった勉強の調子が悪い時は大振りになったりしてたまに大きな打球は飛ぶけど打球がフェアゾーンから大きく外れたり打ち上げてしまうということが多い傾向にありました。これは落ち着きがないことを表していました。こうなっているときはこの時点で計算ミス等が多発していなくても今後そうなるという兆候になり、対策を立てることが出来ました。

私が受かった山形入試の前もここで打ちましたが、右方向にヒットがたくさん出たので「今回こそ受かれそう」という気持ちで試験に臨むことが出来ました。その結果、数学で少しやらかしましたが、合格することが出来ました。

今回、久しぶりに行ってあまりいい当たりではなく実質的にはセンターフライでしたがホームラン賞が出ました。ホームランボードに当たるのは27歳になっても嬉しいものです。

 

北海道札幌市東区東苗穂3条3丁目1-50

セブンイレブンバイト

年内の授業が終わり、帰省して落ち着いたのでセブンイレブンバイトの話を少しいたします。

前にも話しましたが、私は8月に医学科の同期にセブンイレブンバイトを紹介されました。私の仕事としては、レジがメインでコーヒー豆を補充したり、ナナチキや揚げ鳥を揚げたり、商品の見栄えを良くしたりすることです。

私は大学に行く前に入るのがメインになっています。なので、早く寝ないといけない生活になっています。したがって、夜遅くまで友人と遊んだりすることはほぼありません。今は新型コロナの時期なので夜遅くに飲んだりすることは避けられる状況ではありますが。

私は出勤時に体温を測り、平熱であることを確認し、手を消毒してから勤務を開始します。まず、ナナチキや揚げ鳥を揚げます。そして、イートインの椅子を下ろします。私が出勤してからお客様がたくさん来るのでレジに立っていることがほとんどです。常連の方々が多いのですが、その方々に私が覚えられているようですので私には嬉しいです。

肉まん系統やコーヒーが売れることが多いです。学校に行く前の時間に配置転換されて最初のうちは、「今日はたくさん肉まんを注文される」「今日はコーヒーの注文が多い」といった感想しかありませんでした。しかし、最近では「このコーヒーの成分はどうなっているのだろうか?」「あんまんに何か素晴らしい成分は入っていないのだろうか?」といった事を考えるようになりました。もし何か発見がありましたら、常連のお客様とお話してその商品を勧めたいと思います。

今後もセブンイレブンバイトを続けていくことになります。どのような商品が売れる傾向にあるのかを観察して、その売れる商品がどのような影響を与えるのか、どのような背景でその商品を求めているのかといった事を考えるということもしたいと思います。

そこで考えていたことが何かの病気を防いだり、どんな病気の人が増えるということを予想することのヒントになったりするかもしれないと私は勝手に考えています。

数学ⅡBのやり方

数学ⅡBの相談を受けたので、回答したいと思います。まず初めに、私の模試の数学の成績はこんな感じでした。これは2019年8月に気まぐれで東北大模試を受けたときのものです。見ての通り、数学の偏差値が一番高いです。言っておきますが、私は最初から山形大学を目指しており、東北大崩れではありません。山形大学には元々東北大を志望していた人も存在します。かなり個人的な感想ですが、東北大崩れが最初から山形大学を目指していた人よりも入学後の成績が上という傾向は全くないです。私よりも受験時の成績が良かった友人で大学の成績が私より下である友人は普通に居ます。その逆も存在します。
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共通テストの数学ⅡBは1年前にプレテストを少し解いた程度であまり慣れていませんが、センター試験の数学ⅡBと同様に、計算量に悩まされる受験生が多いように感じます。これに関してですがまず、問題自体があまり良く理解出来ていないのか、あと10分あれば解けたという状態なのかを正確に理解していないといけないと思います。前者の場合はまず「あと10分あれば解けた」という状態に持っていってください。

後者の場合ですが、数学ⅡB以前の問題に数学ⅠAの因数分解とか方程式とか三角比の計算をミスしたりせずにきちんと出来ているのか疑問に思います。数学ⅠAと数学ⅡBはセンター試験では別の採点ですが、因数分解・方程式・三角比などの計算をきちんとやらなければいけないことは共通していると思います。それがしっかりと出来ていないのに数学ⅡBの方で出る典型問題を解きまくっても解決しないと思います。数学ⅠAでやるような計算は数学ⅡBを解く上で絶対に必要だと私は思います。数学ⅠAでやる計算がただ三角関数・指数対数・微分積分・数列・ベクトルといったものに形が変わるだけのように感じます。

私が現役生で一緒に勉強している友達がたくさんいた9年前に感じていたことですが、数学ⅡBで苦労していた友達は多かったです。勿論、問題そのものが分からないというのも存在していましたが、時間がないと言っていた友達は多かったです。その人たちを見ていて感じたことは、因数分解・方程式・三角比など、計算のスピードそのものが遅いということです。私の場合、問題そのものが分かって心の乱れもなければ60分必要なく、40分あれば十分といったことも多々ありました。急に思い出しましたが、少し傾向が変わったりしたら急に解けなくなるということも大きな問題だと思います。

私の大学の友人を見ても、数学が物凄く得意だったという人はあまり多くないです。どちらかと言えば、数学よりも理科が得意だった人の方が多いです。東北大志望だった友人(私より学力が上です)も東北大模試について、数学の偏差値が私よりかなり低くて理科の偏差値が私よりずっと上という感じでした。私より数学の偏差値が低くて私より全体の学力が上の人はたくさんいると思うので数学よりも理科の方が合否に影響するような気もします。

正直、今から来月の共通テストの本番までに計算力を格段に上げたりすることはほぼ不可能です。なので、数学ⅡBの点数が80点を下回っているという感じじゃない限りは大幅な点数の増加は望めません。仮に今の時点で85点くらいだとして、満点近くは厳しいと思います。せいぜい、90から95の間だと思います。それくらいなら伸びしろのある理科・社会の方により多くの時間を回した方が賢明だと思います。英語と国語に関しては個別に聞かないと本当に分かりません。

 

 

歳の離れた同学年との大学生活

私は現在27歳で北大で仮面浪人をやっていて再受験で山形大学医学部医学科に入学したわけですから同学年の人とかなり歳が離れています。再受験生の中には年齢差別の他にも「同学年の人と歳が離れているけど大丈夫だろうか?」と心配になっている人はいると思います。その気持ちは分かりますけど、全く問題ありません。

私の場合ですけど、1番最初に仲良くなった友人は現役合格の友人です。初対面の時に私がかつて北大で仮面浪人をしていたことと私自身が今年で27歳だということを話しました。それでも全く分け隔てされませんでした。その数日後、私が北大で教養の単位を取っていたことを知っていたため、私が北大の時にどんな風に教養の単位を取得していたのかを話しました。私の経験を参考にしてくれてきちんと単位を取ってくれたので良かったです。成績も良かったはずです。

1学期は全てオンラインで直接会う機会があまりなかったのですが、6月に山形大学の飯田キャンパスの近くにある「ろかーれ」という所に同期と行きました。この人も現役合格です。私から見れば8個下ですけど、北大の時の私の経験とかかつて働いてたカラオケ館での経験を話してて盛り上がりました。この「ろかーれ」に関してはさくらんぼに入ってくれる新入生を連れていきたいと思います。勿論、新入生に負担させません。

私はセブンイレブンのバイトをしているのですが、紹介してくれたのも現役合格の人です。その時ですけど、私が気軽に連絡したらすぐにバイトの面接の手配をしてくれました。

確かに、未成年がほとんどなので一緒に酒を飲みに行ったりすることは出来ませんが、これらの話から分かるように、一緒に大学生活を送る上で全く問題ありません。年齢の高い新入生が同学年に対して敬語を使ったりすることを求めていないように、年齢の低い同学年たちも私たちに高齢同士でのみ仲良くするようなことは求めていません。

 

 

共通テストの日本史

私は教養の授業で日本外交史を取っています。一学期も日本外交史を取っていたのですが、二学期は一学期でやった内容の続きとなります。一学期は日米和親条約など、江戸時代の終わりの頃からの外交から始まって第二次世界大戦の時代までやりました。二学期は占領政策からになります。現在の時点で日中共同声明、日中平和友好条約等といった日中交渉のところまで進んでいます。この授業では日本外交史ハンドブックというものを使います。毎週の課題でこれを読んで感想を書く部分が存在します。

このブログを読んでいる受験生のあなたが私のサークルの後輩となる可能性が存在します。私の後輩となった後に「楽そうだと思ったのに違った」とか思われるのは私自身も嫌なので言いますけど、この授業は医学科専門のある木曜日の次の日である金曜日の1限に存在します。そして、ハンドブックなどの感想以外にもクイズ(今回の場合)が40問くらい存在します。多い時にはその倍あるかもしれません。また、解答がアップされるのは水曜日だと思われます。現在はこれは予習クイズとなっており、課題の締め切りの日にその予習クイズの授業内容をやることになっており、授業時間内にやれば終わります。しかし、授業中に寝てたりスマホをいじっていたりして後に回すと面倒になると思います。

私自身が課題を終わらせた後ですけど、かつて私が日本史でやった部分と授業内容が被っているため、ふと共通テストの日本史の存在を思い出しました。私自身、共通テストに関してはあまり対策したわけではありませんが、試行テストを何回かは見たことあります。「知識よりも読解力を重視する」ということを聞いたことがありますが、「ただうわべだけの知識で対応するのではなく中身も理解しろ」という意図を感じます。

私が受けているのは外交の授業なので、外国との関係の部分を例に出します。10世紀から14世紀における外国との関係についての問題がありました。一つ目に海外渡航許可書という単語が出て来ました。私は江戸時代初期の朱印船や奉書船を思い浮かべました。二つ目に中国への公式の使節というのが出て来ました。私は遣隋使・遣唐使を思い浮かべました。三つ目に出島の商館という単語が出て来ました。私は鎖国政策を思い浮かべました。四つ目に中国との正式な国交はないが僧侶などの往来はあったというのが出て来ました。私は菅原道真遣唐使を廃止した後の時代を思い浮かべました。

このように、教科書に出てくる語句をただ暗記するのではなく、それはどういうものであったのか・どのような時代背景において存在するものなのかを理解して選択肢を選ぶ必要があります。この場合、「894年に菅原道真遣唐使を廃止」というのを暗記しているだけで教科書に載っている「僧侶などの往来はあった」という内容の部分をきちんと読んでいないと正解出来ないことになります。

これはほんの一例ですが、ただ典型問題を覚えたり単語を暗記するだけでは対応出来ない問題が出題されると思います。授業の前に教科書を読んでしっかりと予習する等といった事が重要になってくると思います。

外交の授業の内容を書いているときに話したハンドブックですが、先着1名限定にはなりますが私のサークルに入った方で外交の授業を取ることになった次の新入生にプレゼントしようと思います。