うちはオビト
今回はうちはオビトについてお話したいと思います。
うちはオビトははたけカカシと同じミナト班だった忍で神無毘橋の戦いで死んだと思われていました。オビトがミナト班に居た頃、「仲間を大切にしないやつはクズ」という発言をカカシにしたように、仲間をとても大切に思っている描写が見られます。
そのオビトはマダラのアジトに落下して、傷を癒している時にカカシとリンの窮地を伝えられ、そこに向かった際にカカシが雷切でリンの胸を貫いている場面を見ました。そこで、月の眼計画を実行することに決めました。
この考えになったのは愛するリンが死んだのがきっかけですが、仮に何らかの原因で目の前でカカシが死んだ場合でも月の眼計画を実行することに決めていたと思います。オビトは仲間を大切にする気持ちがとても強く、オビトが持っていた愛はフィリアであったと考えられます。
オビトは仲間に対する強い愛、つまり強いフィリアを持っていたからこそリンが死ぬことになったきっかけを作った霧の里の忍びをその場で虐殺し、後に4代目水影であるやぐらを操り、血霧の里として恐怖政治を行っていたのも仲間であるリンを殺した復讐です。それほどに仲間に対する愛が深いという事です。
月の眼計画を実行しようとしたのは、リンのいる世界をもう一度作ることが一番の目的なのではなく、オビト自身が味わった仲間を失う苦しみを誰にも味わって欲しくないという想いからだと私は考えます。