医学生(2年)桜井のブログ

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私が思う、日本史を学ぶ意味

最近、トイレットペーパーが無くなるとかそういうデマが流れたりしていますよね?私は、災害等では人々が不安になり、その不安からデマが流れてしまうものだと思います。

災害等の歴史はデマとかの歴史でもあると思います。

時は1923年になります。1923年9月1日には関東大震災が起こりました。当時、どんなデマが流れたのか知ってるでしょうか?その内容とは、朝鮮人が混乱に乗じて凶悪犯罪、暴動を計画しているというものでした。そして、朝鮮人虐殺事件が起こってしまいました。

当時、日本は朝鮮を併合したりしていました。ですので、人々は朝鮮人からの仕返しを恐れていたのだと思います。当時の日本人にとって、伊藤博文が1909年にハルビンで殺されたことも記憶に残っていたのでしょう。

こういう背景から、「朝鮮人が混乱に乗じて凶悪犯罪、暴動を計画している」というデマを人々は信じてしまったのでしょう。

こういう事実を理解し、これからどういう出来事が起こりうるのかを考え、対策をするためのきっかけにするために日本史を学ぶべきだと思います。

日本史選択者は参考書の暗記とかばかりではなく、このようなことも考えてはいかがでしょうか?おまけとして新テストの点数が伸びるきっかけになるかもしれません。