甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の相性
ドデカミンの話がまだ終わったわけではありませんが、一旦ストップして甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の相性についてお話ししたいと思います。
私は家の近くの小松書店で上にアップした本を見つけました。この本は鬼滅の刃を読破してから読んだ方が理解しやすいと思います。また、これを読んでから本編を読み直すと更に深く読むことが出来ると思います。この本には様々な解説が書かれていてどれも興味深いです。これらの中で、私は甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の相性について取り上げたいと思います。
以前に私が話した愛の話とすこし被ります。カナダの心理学者のJ.A.リーが提唱する恋愛タイプには6つ種類があります。
ルダス型:なるべく自分の負担にならないように浅い恋をする傾向にある
プラグマ型:二人の将来を考えて現実的な恋をする傾向にある
ストーゲイ型:友達関係からゆっくりと愛を育みたい傾向にある
アガペー型:相手のために自分を犠牲にしても愛を捧げる傾向にある
エロス型:一目惚れしやすくロマンティックな恋を求める傾向にある
マニア型:独占欲が強く、世話焼きで執着心の強い恋を求める傾向にある
蜜璃に関しては明らかにエロス型です。6巻に出てくる鬼殺隊柱合裁判の直前に初めて見た炭次郎に対して「こんな可愛い子を殺してしまうなんて胸が痛むわ苦しいわ」と頭の中で感じ、他の柱に対しても「素敵」「かっこいい」という事を頭の中で思ったりしています。この事から考えても、蜜璃は一目惚れしやすい性質であることが分かります。
小芭内に関してですが、アガペー型です。22巻において、「誰かの為に命を懸けると自分が何か少しだけでもいいものになれた気がした」と回想しているシーンがあります。それは相手のために自分を犠牲にするという傾向を表していると思います。また、自らの事を「人を殺して私腹を肥やす汚い血族の人間」と思っています。そして、「まず一度死んでから汚い血が流れる肉体ごと取り替えなければ君の傍らにいることすら憚られる」と蜜璃に対して思っています。これは蜜璃を愛しているからこそ、自分の汚い血を蜜璃に混じらわせるわけにいかないという気持ちだと思います。蜜璃に対する気持ちを犠牲にしていることから、アガペー型であると分かります。
居心地がいい人かどうかは、恋愛の色彩理論の6種類が鍵となる? | 会えない時間の男性心理 | ページ 5 (xn--n8jh6hra0730bj5u8taw40bjg4acrcrt0l.jp)
エロス型とアガペー型は好相性です。エロス型ではロマンティックな恋愛を望んでいることが多く、アガペー型では無償の愛を相手に与えることが好きな場合は多いため、どちらも欲求を解消出来ます。
小芭内が納得のいく形で転生して蜜璃(転生)と結婚して幸せに暮らせるのは前に話したオキシトシンの効果の他に、恋愛型の相性もあると思います。
次はドデカミンの話の続きか胡蝶しのぶと冨岡義勇の相性についてお話ししたいと思います。