医学生(2年)桜井のブログ

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愛の話①

先週の水曜日にさくらんぼで愛についての発表を行いました。また、次年度のさくらんぼの代表が私に決まりました。最初は今の代表と二人で代表をやるという感じですが、次第に私にシフトしていきます。

今回の愛の話ですが、愛の種類・愛が起こした奇跡の例・愛の反対の例についてお話ししました。

まず、参加者に愛で何を思い浮かべるのかを尋ねました。男女の愛だったり、所属するグループに対する愛などが挙がりました。愛の種類について、調べた範囲ですが

エロス:男女が求めあう欲求

フィリア:隣人への愛情

アガペー:相手を心から想う無償の愛

ストルゲ:互いに慈しみ感謝をささげる家族愛

マニア:支配的な愛(自分の思い通りに愛を実現したい)

ルーダス:恋愛の快楽や刺激に楽しみを見出すタイプの愛

プラグマ:実利的な恋愛(相手と恋愛をすることによって自分に何の得があるのかを考えるタイプの愛)

という種類が存在することを紹介しました。エロス・フィリア・アガペーについては私自身も元々知っていましたが、ストルゲ・マニア・ルーダス・プラグマについては調べていて初めて知りました。

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 愛が起こした奇跡の例ですが、上に載せた本に書いてある例を二つ挙げました。一つ目は、両親の愛が14歳の少女の癌の症状を軽減させた例で、二つ目は、妻の愛が脳の癌で余命三か月と診断されていた夫を2年も生きさせ、幸せに暮らせる状態にした例である。一つ目の例では「大丈夫だよ」「退院できる」といった言葉を娘に対してかけるように筆者が両親に指示しました。二つ目の例では「さあ、しっかり出発しましょう」と患者に声をかけました。さらに、妻と新婚旅行に行くことも勧め、無事に新婚旅行を終えました。

これらに関してはメカニズムを調べても今の段階では分からないと思います。私の見解ですが、この二つの例の奇跡を起こした愛はフィリアあるいはアガペーという種類の愛であると考えられます。また、愛が引き金になってまだ発見されていない何らかの化学物質が分泌されて、その化学物質が医学の常識を覆す結果をもたらしているのかもしれないとも想像します。

詳しい話はこの本を買って読んでみてください。

次の投稿では愛の反対についてお話いたします。愛の反対の例の対策がメインとなってしまっているかもしれません。