医学生(2年)桜井のブログ

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ポスト山梨②

前回の投稿の続きです。

2日目の午後は外部講師のシオリーヌさんが講演会をしました。内容は性教育です。シオリーヌさんは助産師であり、性教育ユーチューバーです。

講演会では性教育を何歳から行うべきか、学校では正しい知識を教えていないことがある、なぜ性について話すことがためらわれるのか等を話していらっしゃいました。性教育は何歳からというのに関しては、海外の例を示していました。5歳の頃から性教育を行っている国も存在するということを話していました。学校での性教育については、それについて教えている先生によってきちんと教えていたり、教えていなかったり(教科書の該当する部分をさらっと読むだけ)すると言っていました。なぜ性について話すことがためらわれるのかについては、AVみたいなものを連想したりすることが多いということを話していました。

私にとって重要だと感じたことは、「それぞれの人の身体はその本人のものであってその身体に関する決定権はその本人のものであり、他人である私が決定するものではない」「性教育によって自分自身と他の人を大切にするきっかけになる」ということです。(1日目にあった学生発表と内容が混同してるかもしれません)

「それぞれの人の身体はその本人のものであってその身体に関する決定権はその本人のものであり、他人である私が決定するものではない」に関しては、私が医師になってからもとても重要な事だと感じました。私がどの科の医師になるのかはまだ分かりませんが、病気になって苦しいから患者は医師に助けを求めに行くはずです。その患者の生活の事を考えずに医師の知識だけで「この患者はこのような症状だからこの治療法をするべきだ」と決めつけてはいけないとシオリーヌさんの話を聞いて強く感じました。今の私は医学の知識はほぼ何もありませんが、私が医師になったら「患者の自己決定権を私自身がきちんと尊重しているだろうか?」「私自身の自己満足な治療になっていないか」ということを考えていきたいです。

性教育によって自分自身と他の人を大切にするきっかけになる」に関しては、それを聞いた時に私が今まで性教育を避妊などの一部の側面しか見ていなかったことに気づかされました。男性が女性の身体の事を知ることによって、女性がどんな症状で苦しむことがあるのか、逆に女性が男性の身体の事を知ることによって、男性がどんな症状で苦しむことがあるのかを知り、また、女性・男性自身も自分の性において発症する人があまり多くない症状について知ることによって、自分と同じ性の人が苦しんでいる症状を理解してその人を尊重することにつながる気がします。

このように、シオリーヌさんからは大切なことを学びました。具体的な避妊方法などはシオリーヌさんの動画を参照してください。

 

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シオリーヌさんは自身が書いたこの本を紹介してくれたので私も買って読もうと思います。

このように、今回のポスト山梨は性についての話がメインでした。また、1日目には交流会もありました。今回の交流会ではワードウルフをやりました。山梨に居る私の医ゼミ同期の人が物凄いお題を出したので正直、かなり驚きました。