医学生(2年)桜井のブログ

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ポスト山梨①

2月27日と28日の2日間に渡ってポスト山梨というものがありました。このポスト山梨は主にジェンダー性教育について議論をしました。

ジェンダーの話では、男らしさ・女らしさについて話し合いました。議論した結果、「今では男だから・女だからという差別が少しずつなくなっているが、古来においては男性と女性の役割がはっきりと決められていて、それが今でもまだ消えないでいる」というひとまずの結論が出ました。この議論の後、私は用事で出られませんでしたが、外部講師の方の講演会がありました。

2日目は午前中に学生発表がありました。学生発表は糖尿病の話と性の話のどちらかを選んでそのZoomに参加するという形でした。私は糖尿病の方を選びました。

こちらの話ではまず、糖尿病シネマ「ブライとミライ」を観ました。その後、医師の指示に従わず、糖尿病の治療をきちんと受けずに週に3回5時間の透析を受けないといけなくなるくらい症状が重くなったことは患者の自己責任なのかについて議論をしました。

話し合う過程で、「初期の無症状の時期にどうやって治療に前向きにさせるか」「定期診断の時にだけ食事制限をして結果を誤魔化そうとする背景には何があるのか」「そもそもほぼ100%の人が重症になるのか」という話も出ました。特に「そもそもほぼ100%の人が重症になるのか」については「もしほぼ100%の人がいるのなら自分は重症にならないと安易に考える人がたくさんいるはず」という意見が出ました。

私は「糖尿病の重症化の予防という事を強調するのではなく、例えば、運動を推奨によって仕事面へのメリットを強調するなどして納得させ、自然と糖尿病の治療をさせるなど工夫するべきではないか」という意見を出しました。

このように、全国各地から皆が集まり、興味を持って活発に議論をしたので楽しかったです。

次の投稿ではシオリーヌさんという外部講師の講演会とその後の議論について話します。