釧路市立博物館に行きました

昨日から山形から北海道に帰省しているのですが、用事で釧路に行ってた祖父母から｢釧路に来い｣と言われたので、急でしたが、釧路に向かいました。

釧路に行ったのは、祖父母が私を祖父母の友人に会わせたいためでありました。祖父母の友人も高齢であるため、その人の家事や買い物を手伝ったりしていました。北海道に戻った昨日は手伝いだけで終わりましたが、本日は私を博物館に連れていきたいといったことで、釧路市立博物館に行くことになりました。

私の祖父母の友人は私に戦争の時の様子を知って欲しかったため、真っ先に上のような物が存在する場所に私を案内しました。その人は「竹槍のような物で戦っていては勝てるわけがない」「あの時は親が働いていた工場も壊された」「戦争に行くことはおめでたい事ではない」等と話していました。その人は私の友人の孫である私にそれらの事を伝えたくて私を釧路に来るように、私が釧路に来るように祖父母に頼んだのだと感じました。これらの物を見せて若い世代に戦争時の事を伝えたいという気持ちも伝わってきました。医学を学ぶことは勿論大事な事ですが、戦争や災害で苦しんだ方々の貴重な話も忘れずにいたいと思います。

 私の祖父母の友人の話を聞いた後は他の展示を見ました。この博物館には、うえに載せたカニの模型やヒグマやタンチョウの模型もありました。また、出土された石器も展覧されていました。

白老町にウポポイがあったり平取町にアイヌ文化博物館があったりするため、こちらの方はついでにはなってしまいますが、この博物館にはアイヌ関係の展示も存在します。

様々な貴重な文化財が存在する釧路市立博物館なので、阿寒湖や摩周湖に行く予定の方はついでに釧路にも寄ってここを訪れてみてはいかがでしょうか？もし、機会があれば山形に居る友人も連れていきたいと思っています。