医学生(2年)桜井のブログ

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札幌医科大学の数学の問題の感想

先ほど、かつて私が受けた札幌医科大学2018年の数学の問題を見てみました。入試から約5か月経ったので結構感覚無くなってきていますが、私が受験生当時の実力を仮定しても、完答するのは難しいと感じます。著作権の問題が怖くて札幌医科大学の問題を載せることはしませんが、あくまでも私の感覚ですがどのようにすれば数学において合格水準に達するのかをお話いたします。

まず、この年は小問集合が1つ、図形が1つ、確率が1つ、接線・法線・面積・体積関係が1つのそれぞれ50点ずつとなっていました。私は、センター試験(現在の共通テスト)・他の科目との兼ね合いによりますが、数学で120点以上取っておくと優位になると感じます。

私は数学が得意科目でした。その代わり、理科が得意ではなかったですけど。その数学の中でも私の場合は確率が一番得意で二番目に得意だったのが微分積分でした。ですので、本来なら、この二つに絞って残りの二つは最初の部分だけを解くだけといったように工夫するべきでした。ロケットスタート出来ずに60分くらい経たないと力を発揮できない私の性質の方が不合格の大きい要素でしたが。

この年の小問集合は(1)と(3)が比較的解きやすく、(2)が比較的解きにくかったように私は感じます。ですので、(2)を飛ばして(3)を先にやるといった工夫も必要です。何処の大学も設問は独立採点のはずです。

今は期末レポートや専門のテストのために本格的に解けるように感覚を戻す時間がないので当時を思い出すような感じですが、全ては手を付けない図形の大問は(5)までのうち、(3)までは解けそうで(4)は方針は分かるので、方針だけを示す。といった工夫を私ならします。

こんな風にして事前に集中して解く二つの分野を決めて、残りの二つは難しい後ろの方の問題は一切手を付けない気持ちで行くべきだと思います。方針示して終わりでも部分点はけっこう来るような気がします。

かつての私みたいに、難問でも完答しようとすると間違いなく時間が足りなくなり、本来なら取れる部分点も見落とすことになります。私が思うに、札幌医科大学の数学の問題を作る人は難しい問題に関しては一部の数学マニアみたいなのを除いては解かれることを前提としてはいません。難しい問題の中に含まれている取れる部分点を落ち着いてしっかりと取ることを求めています。つまり、困難な状況下においても必要なパーツを落ち着いてしっかりと集めることの出来るような人材を求めているような感じがします。