医学生(2年)桜井のブログ

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導入セミナー(医師の権限)

医学科専門のスライドを見返していたら、6月10日の学部導入セミナーのスライドに目が留まりました。この授業では、患者の権利・医師の義務と裁量権について学びました。

この授業の中で、印象に残ったのは、療養の方法その他保健の向上に必要な事項の指導が医師でなけれな出来ないということです。私の理解が間違っていないという仮定での話ですけど、運動の習慣、食生活の指示も医師でないと出来ないそうです。これを聞いて、医師の権限は大きいのと同時に責任も大きいと感じて、本当に今のうちに様々なことを学んでおかないといけないと感じました。

この権限・責任の大きさとともに教授が言っていたことは、栄養、運動などについては医学科ではここまで詳細に学ぶことが出来ないということです。私はこれを聞いて、医師以外の医療関係者との連携が物凄く大事だと感じました。なぜかというと、実際には医師以外の医療関係者の方が深く学んでいるのに、実際に指示を出すことが出来るのは医師だけだからです。その方々の話をきちんと聞かずに私が患者に指示を出したら健康に害を及ぼす可能性もあると思います。

私が医師になった時に、患者に間違った指示を出さないためにも、医師以外の医療関係者が私に対して正しい知識を伝えることのできるような関係、私の考えが間違っていた時に指摘できるような関係を築いていき、医師以外の医療関係者の助けも借りなければなりません。

周りに私以外に医師がいないという場面では私以外に患者に指示を与えることのできる人が私しかいないので、私が医療関係者の話をきちんと聞いて的確な指示を出せる力を身に付けたいと思います。